発達障害と診断されたけれども

生きるってつらいよねっていうアラサー会社員です。くだらないこともたくさん書きます。

からあげクン

今日は月に1度の通院の日だった。

会社を早めに出て病院に向かう。

 

通ってる病院は予約なんてあってないようなもので、予約した日時と違っても、開いてればいつでも診てくれるからありがたい。

本当は明日の予定だったけれど、仕事が片付いたので今日行ってしまおうと思った。

 

 

 

僕は「今までやってきたことを変える」ということが難しい。

例えば、仕事のやり方だったり、毎朝自転車を停める位置だったり。

 

ただ、その中でも特に難しいことは、「食べるもの」を変えることだ。

 

食事において「挑戦」が出来ない。

 

お昼ごはんを外で1人で食べる時は絶対にラーメン屋以外に入らない。

いつも行く店で、新しいメニューを頼めない。

頼むのは決まっていつもと同じメニュー。

 

 

僕は病院帰り、毎度小腹が空くので必ずファミマでスパイシーチキンを買って食べる。

 

ファミチキではダメだ。

ナナチキでもダメだ。

スパイシーチキンでなくてはダメなのだ。

 

 

そんな僕が、今日はローソンのからあげクンを買って食べた。

 

仕事で外出してる時に見た「からあげクン 焦がしチーズ味」という広告が頭から離れなかった。

 

僕は今までスパイシーチキンしか食べて来なかったため、からあげクン自体食べたことがなかった。

 

普段なら絶対に買わないはずなのに、今回ばかりは「焦がしチーズ味」が完全に頭を支配した。

 

 

美味しかった。

 

からあげクンはスパイシーチキンよりもちょっと高い。

けど、5個入ってる。

美味しすぎて僕は5個一気に食べてしまった。

薬局に向かう途中、別のローソンがあったらもう1個買ってしまうかもしれないくらい美味しかった。

 

 

僕が今まで選んできた道は「安定」の道。

失敗はしないが、刺激もない、真っ平なつまらない道。

 

今日、僕は「挑戦」の道を選んだ。

波乱に満ちているが、新しい発見と喜び溢れる道。

 

 

春の夜の匂いに包まれながら食べたからあげクンは、僕に「挑戦すること」のきっかけを与えてくれたかもしれない。